休息は武道に似ている

「休むこと生きること」

この写真の書籍は、実際に鬱病を体験した方の著書です。テレビのアナウンサーをしていて、仕事が大好きで、活動的で、不調の兆候があった。そして頑張り続けた。療養に入っても薬をのみたくなかった。その道のりが書かれています。その結果、「休むことも生きること」とタイトルに記されました。

紹介した本を読んでみてください

もし少しでも気になったなら是非この書籍を読んでみてください。実際に自分の経緯から、薬の大切さや、休むことの大切さを述べてくれています。休まないことが病気を深くすることがあります。

休むことで活動的にいられます

日々、適切に休むことが出来れば大きな病気に進む可能性は減ります。疲れたか、無理しすぎていないかを確認し休むこと、難しいことではありません。
ただ、それほど簡単なことでも無いようです。無理することが当たり前になっていると、休むことに罪悪感を感じてしまったりします。また休むという感覚がわからず予定が埋まっていないという不安という人もいます。
他人事ではありません。私もその当事者でした。

休息を実践してください

日々五分でかまいません。静かな時間を取って、自分の重さを重力に委ね、五感を受け身に使い自分に届いている音や感覚をを確認する。そしてしばらく味わうだけでいい。そうすることで体は休まっていきます。
この過程は、武道の集中に、似ています。考えに囚われす、守りに使う力は最小限にして。重力に身を任せ、息をする。この状態では体全体がつながって最も力が出るのです。休息とは体の力を取り戻すこと、体の力が最大になることかもしれません。
休息し、滋養のあるものを食し、しなやかに動き、笑い、楽しみ、交わること。
休むから見えることもある。道程が楽しくなる。景色が広くなる。
そして、会社に努めていたとしたら、役職が上がるほど休息には技がいるのかも。武道に近くなる。戦いながらも、広い視野と穏やかな心とそして、鋭さを持つこと。

休むことには、いろいろな意味がありそうです

まずは自分そして、身近な人に休む意味を伝えてください。あなたとあなたの大切な人が楽しく生活していけるために。
ほっとするひと息を分かち合ってほしいと願っています。

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