マイセンテンス(TAE)のご紹介

マイセンテンスとは

自分の言いたいことの中核を短い文章で表す方法。マイセンテンスはTAE(Thinking at the Edge)という哲学実践手法の一部で、カウンセリングで有名なカール・ロジャーズと協働で研究をしていた、ジーン・ジェンドリン博士が考案したものです。
体験がすでにあってまだ言葉にできていないことがあるときとても有効で、実は文章のプロほど喜んでくれています。なぜなら、文章を上手に書くことではなく、本当に言いたかったことを掴むことの大切さを知っているのです。
小説家、編集者、ライターなどの友人が特に喜んでくれています。

全体感を掴む・軸を掴む

有効なシーンがふりかえりです。膨大な体験をしたあと、未消化なことはないでしょうか。旅行、大きなプロジェクト、仕事の経験、1年の体験など。確実に自分自身が体験していて意味はある。しかし言葉になっていないので時間と共に忘れてしまう。
特に専門職にある方などは、最初の熱意を忘れ忙殺されているときにこのマイセンテンスを作成すると、元気が戻ってくるという話も聞きます。
体験はある、そして散らかったまま纏まりをもっていないとき、是非実践してほしいと思います。

とても簡単

ステップはったの4つ。なれれば5分で終わる手軽さです。

  1. リラックスして、ゆったりする。
  2. 体全体やおなかのあたりを感じながら、体験をゆったりふりかえる。体験全体を味わう時間を取る。
  3. 体験を味わってキーワードを書き留める。そして3つのキーワードを選び出す。最初から3つでもよい。
  4. 選び出した3つのキーワード全てを使った短い文章をつくる

完成文の例
「この体験の感じは〜〜〜〜〜の感じ。」
人に伝えることは全く気にする必要はありません。自分としてしっくりしていることが何より大切なのです。
誰が何を言おうが私にとってこれでいい、それがマイセンテンス。

ぜひやってみて!

あたまだけでなく、からだもつかってふりかえるので、しっくりした言葉になります。言葉になっていなかったことが言葉になることでまとまりが得られます。

旅行のふり返り、研修のふりかえり、仕事のふり返り、ノウハウの整理、1年のふり返りなど自分の纏まりを見つけたいとき、軸を見つけたいときにぜひやってみください!

参考書籍

TAEによる文章表現ワークブック 得丸 さと子 (著)
アイデア大全 読書猿 (著)

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