からだの声を聞く旅の3ヶ月目

3ヶ月目が生活に定着することが目標です。

これまで2ヶ月の間で観察の方法、自分のケアの方法を学んできました。その一つ一つを自分の困り事に当てはめながら自分1人でも出来るように工夫していくのがこの1ヶ月です。

例えばフォーカシングの方法復習したときです。ある事柄についての出来事を思い出して体の感覚で確認するその時、自分にしっくりとした言葉が見つかる。すると、その時の経験がありありと思い出せるようになります。そして、それと同時に、自分自身の経験をぴったりとした言葉として表現出来るようになっていきます。この手順を、個人個人に合わせてアレンジして、自分自身が取り組みやすくかみ砕いていくのが、この1ヶ月です。

実はこの過程がもっとも大切なのかも知れません。新しいことを知るのは楽しいことですし、教えてくれる人が居る間は、取り組むことができます。なぜなら、環境に助けられているからです。生活の中で自分を最も助けてくれるのは自分自身。自分が自分にやさしく関心を向けてケアできる実感を持つこと。そのことがこの講座、旅を通して伝えたいことです。

自分に関心を持つために、観察の方法を学び、ケアの方法を学び、仲間と分かち合い、そして、自らのこととして、これまで学んできたことを生活に定着するために工夫する。そうした一連の行動が、これからの生活を助けてもらえることになるそう思っています。

ぜひ、旅への参加をお待ちしております。

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