ボディ・マインドカウンセリング趣意書

心と身体を深部から統合し
安らかなゆるまりを取り戻します

■はじめに

働いて、がんばって疲れている人に元気になって欲しい。
健康な時に、自分を護る技術を学び実践できるようになって欲しい。
もし、護れなかったら、立て直す過程で、役立つ技術を持っていて欲しい。

私は自分自身が体調を崩した経験から回復までの学びの中で強く思いました。

自分を護る技術と、立て直す技術は同じです。
日々揺れ動く自分自身を波風の無い状態に戻すことができる技術だと考えています。

■届けたい対象

成人で働いている人。仕事に夢中になりやすい人、心や体のバランスが崩れやすい人、疲れていても頑張り続けてしまう人。休職している方も対象です。

■具体的な実践

・グループでの体験的な学習(ワークショップ)、個人面談を通して個人を支援すること。
・再現性を高めるために、簡単な行動で結果がでるようワークを設計しています。
・実践者教育を行うこと。
・基本技術についてはラジオ体操のように頒布すること。
・継続的な自主実践者コミュニティの運営を支援すること。

■背景と課題

その日にあったことを、悲しかったこと、嬉しかったことを聞いてくれる人が1人居れば、落ちついて眠ることができると思います。落ち着きのある、自分に戻ることができる。
ただ、なかなか聞いてくれる人も居ない。仲良くしたいのに話せなくて寂しくなってしまうと、感情が高ぶって、大切な人にあたってしまうこともあると思います。

体が痛い、眠れないなど、日常生活の中での症状が続いて、いつものことになってしまうこともあります。早めの対応が望まれます。

■対応概要

長い人生のなかで、私たちはいくつもの荒波を乗り越え、ときにはたいへんな嵐に襲われることもあります。そんな慌ただしさやストレスに見舞われるときこそ、オンからオフへと切り変える「凪のひととき」が私たちの日常生活にも必要す。

凪とは、この文字自体がまさに示しているように、風が止まり、波が立たない穏やかな状態です。陸風から海風に切り替わるときの朝凪、海風から陸風に切り替わるときの夕凪のとき、海面は鏡のように鎮まります。
凪のひとときのように、心身の荒波をふわっと静め、安らぎのときをつくるのが「凪のワーク(対応1)」です。心身のバランスを回復させ、安定します。深い混乱や痛みが在る場合、自覚できるようになります。

この「凪のワーク」だけでも、心身の深部の乱れや長年にわたって蓄積した歪みが解消しはじめます。健康な日常の対応と非常時の対応は同じ方法が使えます。

そして、立て直しの時、より繊細かつ深く体にアプローチする方法が「ゆるまりワーク(対応2)」であり、気持ちの解放と安定をもたらすのが「感情解放ワーク(対応3)」そして「ボディ・マインド統合ワーク(対応4)」です。

※ 対応1、対応2は「体」、対応3、対応4は「感情や思考」に対応しています。

対応詳細

■対応1:「凪のワーク」元気な時のメンテナンスと蓄積したストレスへの対応

・元気な時のメンテナンス
情報化・デジタル化が加速している現在。私たちはデジタルの速度で高速に反応し続けています、多くのストレスにさらさています。だからこそ、時々はデジタルストレスから離れ、自然のリズムにす必要があるのです。そのために、日常の中で自分自身をおちつかせる「凪のワーク」を提案します。
・蓄積したストレスへの対応
自分自身がおちついても、長く膠着した緊張は解けないことがあります。
長い間の無理から大きな不調が現れているかも知れません。すでに自分の元気だった状態が分からなくなっている可能性もあります。そんな場合も、心身をおちつかせる「凪のワーク」だけで大きな効果が出る可能性があります。
・「凪のワークの到達目標は」痛みや違和感を感じられるようになることです。
ずっと緊張していて、感じることも嫌だった痛みを確認出来る状態です。また、辛い気持ち、悲しい気持ちも感じられるようになってきます。

■対応2:「ゆるまりワーク」蓄積したストレスへの対応を進める

痛みを感じられる状態で、リラクセーションを促進する「ゆるまりワーク」を行います。
自ら気になるところを「どこ、どこ、どのあたり」と確認し、鉛筆のさき一点ほどの小ささでその場所を特定し、とてもゆっくりな動きを用いて、緊張から弛緩への変化を起こします。このシンプルな実践によって、きになるところの弛緩が起きることはもちろん、からだ全体の繋がりが取り戻されます。

■対応3:「感情解放ドローイング」感情のケア

対応1~2は、からだのケアがメインでした。対応3では感情のケアを行います。感情が乱れているときは、心の状態を上手に言葉にすることができません。説明するのが難しいこともあります。そんなときには画用紙に色を塗って、感情を味わい解放する「感情解放ドローイング」を行います。
シンプルな問いかけと独特なステップで、色を塗っていきます。そして、感情を解放した後は心の状態を言葉にしやすくなり、その内容を伝えかすことで、前に進む力を取り戻します。

■対応4:「ボディ・マインド統合ワーク」思考のケア、内省支援

考えが混乱しているとき、「言葉にはできているけど、しっくり来ていない。そうなんだけどなぁ」と、行動に移せないときがあります。
そんなときは、心の内面をふり返るリフレクションが効果的です。しかし、一般的なリフレクションではなかなか進まないことも多く、その場合は「ボディ・マインド統合ワーク」を用います。3つのステップで短い文章を作成することで、自分自身にしっくりきた言葉を紡ぐことができるようになります。
1:テーマについての作文
2:テーマについて、線を引いてから作文
3:テーマについて、認識論の問いを用い体への応答をしながら作文。
この3つのステップは、脳の大脳新皮質から大脳辺縁系、脳幹に至る構造に即しています。自分の言葉を、からだの感覚に問い直すことで、言葉の奥に潜む価値観へと問いかけ、自分自身としっくり馴染む言葉を掴むことが出来ます。

 

プロフィール

多摩美術大学出身、産業カウンセラー
向井清二

子供の頃から絵を描くことや美術が好きで、美大へ行って、デザインの仕事を選びました。そこで、考えや思いを視覚的に表現することを学んだのです。 しかし、当時はあまりにハードな仕事をして、自分の気持ちや身体が置いてけぼりとなり、体調を大きく崩してしまいました。自分の心身の声を聞けていなかったのです。 その後、心の問題に興味を持ち、カウンセリングや各種の心理療法をたくさん学びました。すべて自分で体験し、自分が納得できるものを探し求めるうち、自分自身を動作や絵画、言葉で表現することの大切さに気づいたのです。 こうした体験から生まれたのか、ボディ・マインドカウンセリングです。

 

 

 

 

 

「ゆるまり」ワークショップのご案内

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