体験的な学び場のつくりかた

学習環境について
学習というと小学校の教室を思い出す人も多いのでは無いだろうか、先生が前に立って、生徒はノートを取る。このスタイルは大学まであまり変わらない。アクティブラーニングが取り入れられた現在でも、このスタイルが大人の中には学習環境のメインスタイルとして残っていて、スクール形式と言われるこのスタイルは無くなることは無いだろう。

望ましい環境は目的と、学習環境の要素によって異なると思う。目的においては、知識、行動、態度という分類が適応できる。学習環境要素は内容、教える人、教えられる人の環境の関係性によって異なるのだ。それぞれは、インストラクショナルデザインで定義されている。

そして、どのような学習環境が適切かという問いが生まれる。目的と学習環境要素を定義しなければいけない。
私の場合では、リラクセーションを軸に、感情の整え、考え方の整えを学習者に定着し、その人の生命感溢れる生活が豊かになることを望んでいるためある程度統一感がでてくる。

1.導入
メンバーを知る:メンバーも学習環境においては環境要素である。安心した学習空間を提供するためにメンバーを知る行為を入れる。名前、同期、要望を発言してもらうことが多い。
目的定義:どれだけ事前に告知したとしても、その時の目的意識は散漫になっているものでる。はじめに目的を確認する。
スケジュールの確認:プログラムのタイムスケジュールの概要を示しておく
プログラム内容の説明:どのように学習が進んでいき何を持ち帰ることができるのかを明示する。
2.学習
学習は2つの要素に分けられる。知識学習と体験学習だ。私の場合は体験学習が目的となる。そのためまず知識学習で基盤を形成し、体験学習に多くの時間を使っている。
2−1.知識学習
全員が共通に事前情報を取得していないことを前提に、基礎から積み上げていく。事前学習を求めないのが私のスタンスだ。もし知っていたとしてもその場で確認してもらったほうが、他のメンバーのためにも安心の環境が形成される。
必ず途中で進捗確認と質疑応答やディスカッションを重ねていく。質問を受ける間に教える側が分かっていないことも分かることもある。実は教える側も学習メンバーの1人であることを共通認識化することも、体験学習の事前準備としての知識学習には有効な要素だ。
2−2.体験学習
知識学習の時間において、コミュニケーションは十分に行われ学習へのコミットメントは十分になっている状態で体験学習を始める。脳の状態としては、分析脳である左脳領域が納得した状態でないと体験学習にの領域である右脳が活性してくれない傾向があるためである。
2−2−1.ペアワーク
体験学習の基本はペアワークにしている。パートナーが存在することで、学習の経過が確認でき、相互にサポートできることが何よりのメリットである。
2−2−2.逐次フィードバック、質問を自由にする
実践過程において、質問は自由にする、学習の進み具合はそれぞれ違い課題となっていることも異なる、それぞれに適した説明と、コツの提供の仕方が必須になる。また、学習をもっと続けたくなるようなフィードバックも必要だ。はじめてのことも、少しずつ上達を実感でき1時間の間に3回以上の成功体験が積み重なったときその学習はその後も継続される傾向が高い。
3.帰結
3−1.ふりかえり
一通りの学習を終えたところで、学習の前と後での違いを確認する。知ったこと、出来るようになったこと、継続出来る自信、学習内容への重要度などを言語化してもらうと、有効だと思われる。
3−2.チェックアウト
学習を終えてみて、個人的な感想や意見、疑問など、心の声と発話してもらう。そうすることで、日常へのつながりが生まれてくることもある。

 

【定期開催】セルフケアワークショップのご案内

「目と体のシンクロ」による、考えてしまって休めない人のためのリラクセーションワークショップを毎月第3日曜日に開催しています。
東京近郊でお住まいで、リラクセーションに関心のあるかた、是非ご参加ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です