休息の技術とは

休息の技術とは、深くリラクセーション反応を起こすためのワークです。
リラクセーション反応を起こすことを目的に開発しました。

リラクセーション反応とは、1970年代に発表された反応で、決まった行動をすることでリラクセーションが起きる反応です。日本発祥の心理療法である臨床動作法とをベースにマインドフルネスなどの視点を組み合わせ、お伝えしています。

休息の技術を伝える時、必ず伝えることを下記に記します。

はじめに

私たちは、おかあさんの体から産まれてきました。

そして、身近な人の体の使い方を観て、体の動かし方を学びました。
社会でそれぞれの生活の中で、必要な体の使い方を学んでいます。
その結果、ひとりひとり違う体の特徴を持っています。

そして、加齢や変化する環境の中で、からだの使い方による不都合が現れてくることがあります。たとえば、肩こり、頭痛、感情の高ぶり、気力の低下などです。もしもそのようなら、考え方、便利グッズ、サプリメントではなく、体からのアプローチを提案します。

体の弛緩(しかん:ゆるむこと)は考えてもコントロールすることはできません。なぜなら体は考えの10~20倍速く反応してしまうからです。体を感じ弛緩することで、刺激と反応の間合いを持ちます。その結果、おちついた対応をできることができるようになります。
しかし、何事にも急激な変化はバランスを崩してしまいます。小さな変化に気づき、選択していくことを勧めます。

■戦うか逃げるかの反応について fight-or-flight response

私たち人間は、進化の歴史によれば長い間、狩猟民族であったとされています。その頃には獣に教われた時、即座に逃げなければ命を奪われてしまう生活でした。そのころに私たちの祖先は生き残るために、この反応を身につけたのです。そして、脳が発達するに従い、天敵に対しての反応が、孤独、記憶、言葉にまで反応できるように発達しています。全ては命を守るための反応で必要な反応です。
但し、都市生活では、いきなり獣に教われる可能性は低いと思われます。しかし、孤独、記憶、言葉に反応することはあるでしょう。
望ましい反応は、本当に危険な時に反応できることです。例として、火災報知器を考えてください。センサーが過敏になっていると、火事でもないのに警報がなります。そして、センサーが緩慢だと、火事なのに警報がならないこともあります。いずれも望ましい状態ではありません。自分にとって、危機か否かを判断できる余裕を持つ必要があります。

関連知識

●リラクセーション反応について relaxation response

1970年代にアメリカのハーバート・ベンソン博士が定義した反応です。このリラクセーション反応は、たった4つのことを20分間実践するだけで確実に得られと言われています。

1.静かな空間
2.ゆったりとした姿勢
3.受け身の状態
4.集中する対象(音や、香り、灯りなど)

この結果、呼吸回数・心拍・酸素消費量の低下などが起こるとされています。
トレーニングを継続的に行って行く事で、ストレス対応できる弾力性をもった自身を育んで行くことができます。

●マインドフルネス ありのままに認める技術

2007年以降グーグル本社でも実践され始めたマインドフルネスという技法です。マインドフルネスはありのままを観察し続けるためと私は理解しています。その結果として、EQなどの向上など多様な効果があると確認されています。
マインドフルネスではモードの変化が大切です。五感に意識を向ける事で、することモードから、あることモードへの変化を起こすために用いることができます。

●臨床動作法 からだの動きの再学習

漸進的筋弛緩という意図的に緊張をつくり、ゆっくりゆるめる事で、ゆるまる仕組みがあります。この仕組みを用い、体にある堅さをほぐす事で心理的な困難に対応しようとする心理臨床技法です。

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東京近郊でお住まいで、リラクセーションに関心のあるかた、是非ご参加ください。